「夢は正社員になることです」とあるTV番組でインタビューに答える氷河期世代の派遣社員の男性。昭和の時代は大学さえ出ればもれなく正社員になれた時代とは雲泥の差です。時代は世界的な若者不足で企業は人は欲しいはずなのに、あのGAFAMでさえ5万人規模のレイオフをする時代になっています。成長分野が、経営コストの削減を始めた結果ですね。一方で日本は衰退産業における人材不足の補填を大卒ではコストが合わないという理由から、高卒、専門学校卒の採用に舵を切る企業も出てきました。正社員という名前は同じですが、当然、これまでと待遇は大きく異なることになるのです。普通のインフはこんなところにも起きているのです。