ジュラ紀の付加体：丹波帯のメンバーである山口県岩国市の玖珂層群のチャートブロックから走向傾斜のデータをジオ博士の研究室に持ち帰ったモキュはデータ解析をするように指示される。総データはステレオ投影という地質の世界では汎用性の高い統計法により極大値という形でその地域の代表的な走向傾斜を算出する。次にその走向傾斜を使って地質図学でチャートブロックの北部境界を引く作業に移るのだが、この一連の流れの地質解析は高校の地学でも敬遠されるほど難易度が高く、モキュは理解に頭を痛める・・・・。