モキュの地質観察記 着色版
地質の世界では地質図など着色する図面が多くある
。かつては着色は青焼きと言われる畳半畳分くらいの大判の図面に色鉛筆でいちいち着色していた。しかしその後、CADの登場で指定着色できるようになった。
地質を題材とする漫画を描いた身においては昨今の漫画製作ソフトの充実によって漫画内のスケッチなどを指定着色が可能になり、SNSで簡単に発表できることが可能になった。加えてネット上で公開されている地質図、地形図、そして自撮りの写真を合わせて総合表現できる環境が整ってきた。
これは漫画と地質という一見無縁のようなことを細々と続けてきた身には思いもよらぬことで、とても面白い時代になったと感じる。