「幸せ」は人によって大きく異なる為に、定義を定めることはできません。しかし、バブル期の日本人は、お金があれば大抵は幸せになれると信じていました。BMWやベンツはカローラ・サニー扱いで、海外旅行、ダイビングや、スキー、ゴルフ、テニスは社会人の嗜みであり、DCブランドとしてアルマーニをサラリーマンが着ていた時代です。バブル後にお金では幸せに慣れないと悟った日本人はささやかな日常に幸せを求めていきましたが、令和の時代は、人生を悔いなく生きるという長期的視点で幸せを求める人と、ハイパーインフレを起こした昭和の普通を届かぬ夢として諦めてしまう人と分断されています。自分の幸せを自らで定義する事が大切です。